網膜色素変性症により障害厚生年金2級を受給できた事例
相談に来られた状況
当センターのホームページをご覧いただいたご本人からお問い合わせのお電話をいただきました。
杉山社労士の見解
2年前くらいから視野が狭くなった感じが強くなり、眼科にかかったということでした。ご本人に眼科で最近検査したデータをもらってもらえないかお願いしたところ、お持ちくださいましたのでそれをチェックしたところ申請は可能と判断いたしました。
受任してから申請までにやったこと
ヒアリング
ご本人と奥様には2回来所していただき、生まれてから、現在までの症状の経過をつぶさにお伺いしました。
診断書の作成
初診の眼科と現在通院中の眼科が違いましたので、初診日の証明と現在通院中の病院に診断書の作成をお願いしました。
申立書の作成
2回にわたるヒアリングをもとに、症状の経過を丁寧にまとめて行きました。
結果
請求書を提出して2か月で障害厚生年金2級が認定になり、年間約190万円の年金を受け取ることが出来るようになりました。
留意点
目の障害や耳の障害などの場合には、現在の視力、視野、聴力、最良語音明瞭度などの検査数値で等級が決まってしまいます。
目や耳の障害の申請をお考えの方は、まず眼科や耳鼻科で現在の状態を検査してもらって、その検査数値をお持ちいただくことをお勧めします。