脳内出血(左被殻)により右上下肢に麻痺が現れた方が障害厚生年金2級が認定されたケース
相談に来られた状況
当センターのホームページをご覧いただいたご本人さんからお問い合わせのお電話をいただきました。現在、短下肢装具と4点杖を使用されていらっしゃるとのお話でした。
杉山社労士の見解
ご自宅が車で10分くらいのところでしたので、ご本人が当センターにご来所いただけるということで、当センターにてお話を伺わせてもらいました。
現在は、仕事を休職され、療養されているとのことでしたが、職場復帰についても会社と相談を始めていらっしゃるとのことでした。
当センターに来られた際にも、短下肢装具、杖使用でご不自由ながら起こしいたたきましたが、現状の症状から申請可能と判断いたしました。
受任してから申請までにやったこと
ヒアリング
ご本人に2回にわたりご来所いただき、症状の経過をお聞きいたしました。当初出先でしゃべれなくなってしまい、倒れてしまったのがきっかけで救急搬送されました。脳出血の方の場合には、皆さん同じように倒れて救急搬送されるケースが多いです。
診断書の作成
診断書は救急搬送された大きな病院の方にお願いして書いていただきました。診断書は2週間程度で作成していただくことができました。
申立書の作成
ご本人2回にわたりヒアリングを行わせていただき、最近ご自宅でご不自由に感じる点などをつぶさにお伺いしました。
結果
請求書を提出して1か月半で障害厚生年金2級が認定になり、年間約120万円の年金を受け取ることが出来るようになりました。
留意点
脳血管疾患の診断書の作成については、当初の救急病院で作成してもらうのか、それともリハビリを継続している病院で書いてもらうのか迷う場合があります。
救急病院がリハビリのために提携しているリハビリ病院に転院する場合、紹介状等の情報提供がされている場合が多いと思いますので、ご自分にとってより具体的に書いていただける病院を選択すればよいと思います。