右被殻出血により申請し、障害基礎年金1級が認定になった事例(年齢53歳)
相談に来られた状況
当センターのホームページをご覧になられて、ご主人様からお問い合わせのお電話をいただきました。
杉山社労士の見解
ご来所いただき、お話をお伺いしましたが、重度の左半身まひのため、介護が必要な状態であることが判明しました。申請は十分に可能であると判断しました。
受任してから申請までにやったこと
ヒアリング
2回にわたりヒアリングをさせていただき、詳細を聞き取らせていただきました。ご本人様にも直接お目にかからせていただき、現在の症状を確認させていただきました。
現状はほとんどの時間臥床しておられ、更衣、排せつ、移動全般に介助が必要な状態でした。入浴はデイサービス施設で入浴介助を受けていらっしゃるとのことでした。常時介護課必要な状態です。
診断書の作成
診断書については、初診の総合病院に作成をお願いしました。初診から6か月経過後(症状固定状態)での診断書を作成してもらいました。
申立書の作成
申立書の作成については、詳細にヒアリングで伺った内容を詳細に作成しました。特に現在の状況については気を使って書きました。
結果
請求書を提出して1か月半くらいで障害基礎年金1級が認定になりました。当時18歳未満のお子さんもいらっしゃいましたので、子の加算を含め年間約120万円の年金を受け取ることが出来るようになりました。
留意点
脳出血の場合には、往々にいて早期の治療が受けられないと半身まひといった症状が残存してしまう場合があります。
上半身、下半身ともに麻痺が残り、リハビリ等を行っても、現状維持にとどまってしまう場合があります。