右脳出血により重度の左半身まひにより障害厚生(共済)年金1級が認定され、遡りの申請が認められ4年分で820万円の年金が受給できた事例
相談に来られた状況
当時リハビリ中のクリニックの相談員さんからご相談をお受けしました。
共済組合の職員さんで、右脳出血でリハビリ継続中、症状が重いので申請したいとのご家族の強い希望があるということで、申請のお手伝いをさせていただくことになりました。
杉山社労士の見解
奥様に2回にわたり、ご本人の状態についてヒアリングをさせていただいた結果、日常から車いす生活で、ご家族の助けが必要な状態であることから申請は可能と判断いたしました。
受任してから申請までにやったこと
ヒアリング
リハビリ中の病院にお伺いし、奥様からヒアリングをさせていただきました。
診断書の作成
認定日当時の診断書と現在の症状の診断書を2枚作成していただくことにしました。かかっていた病院が違うため、それぞれの病院に作成をお願いしていただきました。
申立書の作成
奥様からつぶさにヒアリングをさせていただき、申立書を作成させていただきました。
結果
途中、診断書の追記を求められるなどしたため、そのやりとりに少し時間を要してしまいました。
請求書を提出して5か月で障害厚生年金1級が認定になり、さらに遡りの申請が認められましたので約820万円を受け取ることが出来るようになりました。
留意点
こちらが十分にチェックしたつもりでも、専門性の高い部分については、審査側から追記や修正を求められることがあります。
特に現在のようなコロナ下では、病院も多忙なために医師も診断書を作成するのに時間を要する場合が多くなっています。
関連記事
クイックタグから関連記事を探す
「脳血管疾患」の記事一覧
- 仕事中にくも膜下出血で倒れ、障害厚生年金1級が認定になった事例
- 多系統萎縮症により申請し、障害厚生年金3級が認定になった事例
- 中学生の頃から発症していた脳腫瘍により申請し、障害基礎年金2級が認定になった事例(年齢40歳)
- 右被殻出血により申請し、障害基礎年金1級が認定になった事例(年齢53歳)
- 右視床出血、左片麻痺により障害厚生年金3級が認定された事例
- 右視床出血、左片麻痺により障害厚生年金3級が受給できた事例
- 脳梗塞で障害厚生年金の申請を行ったが、症状が軽度であったため障害手当金が支給されることになった事例
- 脳内出血(左被殻)により右上下肢に麻痺が現れた方が障害厚生年金2級が認定されたケース
- 左被殻出血により障害厚生年金1級が認定された事例
- 脳出血による後遺症により障害厚生年金2級が5年遡りで認定され1000万円以上の年金が受け取れたケース
- 脳幹梗塞により障害厚生年金1級が認定されたケース
- 脳出血で障害基礎年金2級が5年遡及で認定されたケース
- ご本人のご両親からお問い合わせをいただき、脳出血で障害基礎年金2級が認定されたケース
- 出血性脳梗塞により障害厚生年金2級が2年遡りで認定されたケース
- 脳出血(右視床出血)で障害基礎年金2級が認定されたケース
- ご主人からのご相談で、奥様のくも膜下出血、高次機能障害により障害厚生年金1級が認定されたケース
- 脳性麻痺で2級が認定されたケース
- 脳梗塞と慢性腎不全で1級が認定されたケース