両視神経萎縮と右痙直性片麻痺(先天性)で障害基礎年金1級が認定されたケース
相談に来られた状況
友人の社労士の顧問先の息子さんで、障害があるということで相談にのって欲しいというご依頼を受けました。
生まれつきで視神経に異常があり、幼少期から焦点が合わず、右側に顔を傾けていたり、相手の顔が良く見えないためにしかとしたと勘違いされることが多くあったようです。
合わせて体のマヒがあり、右手でものを掴むことができないなどの運動制限があるということでした。
杉山社労士の見解
お目にかかってお話を伺うと、確かに今でも様々な症状があることがわかったことと、身体障害者手帳の2級をとられていらっしゃいましたので、申請は可能であると判断いたしました。
受任してから申請までにやったこと
ヒアリング
現在のご本人が不自由を感じている点をつぶさに確認するためのヒアリングを時間をかけて行いました。以前に身体障害者手帳の申請をされたときの診断書の写しなどもお持ちになっていらっしゃいましたので、その時の状況等も参考にお伺いすることができました。
診断書作成について
眼科と整形外科に診断書の作成を依頼してもらいましたが、幸い眼科も最近検査で通院されていらっしゃいましたので、作成がスムーズにできました。
申立書の作成
症状の経過については、本人と父親からのヒアリングをもとに、日常生活で苦労しているところなどを中心に訴えるような内容でまとめました。
結果
請求書を提出して2か月で障害基礎年金1級が認定になり、約98万円受け取ることが出来ました。