脊髄小脳変性症で障害厚生年金3級が認定されたケース
相談に来られた状況
当センターのホームページを見つけていただき、無料相談会の申し込みをいただきました。
5年前くらいから配送の仕事をしている際にふらつきを感じ、何回も壁にぶつかったり、
つまずくことが多くなったため病院を受診。
総合病院にて検査を受けたところ母親からの遺伝による影響がある旨を告げられました。その後もふらつきや手の震えといった症状が顕著になった。仕事をする上でも影響が大きく、車椅子を使って行動しているということでした。
杉山社労士の見解
お目にかかってお話を伺うと、ふらつきや手の震え等の症状が顕著にあることがわかったことと、今までの症状の経過や日常生活の状況をお聞きし、申請は可能であると判断いたしました。
受任してから申請までにやったこと
ヒアリング
現在のご本人が不自由を感じている点をつぶさに確認するためのヒアリングを行いました。日常生活においてはトイレや椅子から立ち上がるなどの動作、入浴が難しかったりしていること、仕事場では転倒や後ろに倒れてしまうといったことも多発していたこと、車椅子でできる作業に業務内容を変更してもらったことなどつぶさに確認いたしました。
診断書の作成
診断書の作成は、かかりつけの医師の協力もあり、スムーズに作成していただくことができました。
申立書の作成
症状の経過については、ご本人からのヒアリングをつぶさに時間をかけて実施させていただき、仕事での影響の大きなこと、日常生活で苦労している点を中心にまとめました。
結果
請求書を提出して2か月で障害基礎年金3級が認定になり、約60万円受け取ることが出来ました。