【社労士が解説】傷病手当金受給後、障害年金の申請をおすすめします!
こんにちは、静岡障害年金相談センターの杉山です。
休職中で傷病手当金を受給しているけれど復職が難しそう…
という方に知っていただきたい制度があります。
それが「障害年金」です。
今後の生活に役立てることが出来るので是非障害年金の申請を検討ください。
もくじ
- ①障害年金とは
- ②障害年金と傷病手当金は併給できません
- ③障害年金申請のタイミング
- ④障害年金を受給する条件
- ⑤障害年金の受給事例
- ⑥障害年金のことはどこに相談するべき?
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①障害年金とは
障害年金とは
・病気やケガなどで日常生活に支障がある場合
・傷病により今まで通りに働くことが難しくなった場合
一定の条件を満たしていればもらうことができる公的な制度です。
・うつや統合失調症などの精神疾患
・身体障害
・がん
など数多くの病気やケガが対象とされています。
②障害年金と傷病手当金は併給できません
障害厚生年金と傷病手当金は併給できません。
傷病手当金受給期間に障害年金を申請することも可能ですが、金額が調整をされるため結果受給できる金額は変わりません。
③障害年金の申請タイミング
傷病手当金の受給終了「3か月前」に動き始めることをおすすめします。
障害年金は申請の作業に数か月・申請をしてから受給まで数か月かかりますので、
早めに申請をしないと傷病手当金が切れて「収入が無い月」が生まれてしまいます。
④障害年金をもらう条件
障害年金を受給するためには条件があります。詳細はこちら
・初診日(初めてその症状で病院に行った日)を証明することができる
・一定保険料を納付している
・症状が障害年金の等級に該当する
等を満たす必要があります。
障害年金が受給できるか気になる方は「受給判定」をお試しください。
⑤障害年金の受給事例
当事務所がサポートをして受給決定したケースを紹介します。
ご本人からうつ病についてのご相談を受け、障害厚生年金3級が認定されたケース
相談にこられたときの状況
HPをご覧なられて、月2回開催の無料相談会にお越しになりました。
ご本人とお父様と同行で来られました。40代の方ですが、22歳、28歳の頃に大きなストレスを抱える原因が発生し、それ以降憂鬱な状態、不安感、めまい、物忘れ、不眠などの症状が出現し、現在に至っているということでした。
結果
障害厚生年金3級が認定され、約58万円の受給が決定しました
受任してから申請までにやったこと
〇ヒアリング
ご本人と父親から2回ヒアリングを実施しました。
特にここ1~2年の状態が少し悪い感がしましたので、特に最近の症状のことを中心にヒアリングしました。投薬の量も少し増量している様子でしたので、お薬手帳などで処方されている薬の内容等についても確認させていただきました。
〇診断書の作成
かかりつけの病院は当初から変わっていませんでしたので、比較的スムーズに診断書を作成していただくことができました。
私のところに来られる方の中では、翌利用されている病院でしたので先生の様子もわかりやすく助かりました。
〇申立書の作成
ご本人と父親からお聞きした内容を精査させていただき、申立書に落としていきました。最近少し症状が重くなっている途上のような感がありましたので、そのあたりを強調して書きました。
⑥障害年金のことはどこに相談をすればいいの?
障害年金の申請については、申請のプロである「障害年金専門の社会保険労務士事務所」にまずはご相談ください。
無料相談に対応をしている事務所もあります。
お問い合わせください
ここまでご覧いただき誠にありがとうございます。
障害年金の申請を検討している方は是非お電話・お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
当事務所は初回のご相談は無料です。