ブラジル人の永住者で自閉症スペクトラム症により20歳前障害の申請で障害基礎年金2級が受給できた事例

相談に来られた状況

以前に申請をお手伝いさせていただいたブラジル人の方からの紹介でご相談を受けました。

 

杉山社労士の見解

幼少の時に日本に来られて以後は日本に永住。6歳ころには知的障害と指摘されていたようですが、コミュニケーションをとったりすることに困難があり、特別支援学校に通学されていました。現在は就労支援B型作業所に通っておられますが、日常生活にも困難をきたしているということで申請は可能と判断いたしました。

 

受任してから申請までにやったこと

ヒアリング

紹介してくださったブラジル人の方がご本人、お父様、お母様を当センターに2回にわたり連れてきてくださいましたので、ブラジル語の言葉の壁を紹介してくれた方の力を借りて翻訳していただきながら、ヒアリングを行わせていただきました。ご本人もお越しくださいましたので現状の症状とかを確認させていただき、申請可能と判断しました。

診断書の作成

診断書は、紹介してくださったブラジル時の方が、献身的に説明や病院に同行していただき、比較的スムーズに作成してもらうことができました。

申立書の作成

症状の経過については、翻訳してもらいながらお父様、お母様から症状の経過を伺いましたので、それを忠実にまとめていきました。

結果

申請書を提出して約2カ月で障害基礎年金2級が認定になり年間約80万円の年金を受給することがきました。

 

留意点

静岡にも外国人の方が沢山永住していらっしゃいます。
申請のケースによっては、通常の日本人の方の申請に追加的に提出しなければならない書類がある場合があります。在留カードなどはその一例です。

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