肺動脈性肺高血圧症で障害基礎年金2級が認定されたケース
相談に来られた状況
HPをご覧になったご本人から障害年金の受給が可能かどうかの相談を受けました。
お話をお聞きしたところ在宅酸素療法を開始し、富士宮市から静岡市までの外出が困難なため、お近くまでお伺いいたしました。
杉山社労士の見解
症状の経過を、ご本人からつぶさに伺いました。
呼吸が苦しくて夜も寝られない状態が続いていたこと、少し動くと息切れがしてしまうなど日常生活が大きく制約される状況であることと、病院退院と同時に在宅酸素療法が始まっていることから申請は可能と判断しました。
受任してから申請までにやったこと
ヒアリング
本人の症状の経過を何回かにわたりつぶさに聞き取りをしました。
ご本人の体調の良い日を選んで、2回のヒアリングを行いました。
診断書作成
診断書の作成においては、かかりつけの医師と何度か連絡をとりながら現在の症状を的確に書いていただけるようにお願いしました。
申立書の作成
ヒアリングさせていただいた内容をもとにできる限り症状をつぶさに、具体的に記載しました。日常生活を通常に行うことが厳しい方でしたので、ご苦労されている点については強調して作成しました。
結果
ご本人様のご協力のおかげもあって、申請から4か月程度で障害基礎年金2級の認定がおりました。
関連記事
クイックタグから関連記事を探す
「心疾患」の記事一覧
- 大動脈弁狭窄症により人工弁置換手術を行ない、障害厚生年金3級が認定になったケース
- 大動脈弁閉鎖不全症、狭心症3枝病変により大動脈弁置換術を施行し、障害厚生年金3級が認定になり、年間約100万円の年金が受け取れるようになった事例
- 僧帽弁閉鎖不全症、感染性心内膜炎により障害厚生年金3級が認定されたケース
- 腰痛の検査から心不全がわかり、人工弁置換術施行で障害厚生年金3級が 認定されたケース
- 大動脈弁閉鎖不全症(大動脈弁置換)により障害厚生年金3級が認定された ケース
- 一度申請を断念した急性大動脈解離の申請をお手伝いして3級認定になったケース
- 知り合いの方からの紹介により申請のサポートをした結果、心サルコイドーシスで障害厚生年金3級認定になったケース
- 心臓植え込み型除細動器設置手術により障害厚生年金3級の受給に成功したケース