知り合いの方からの紹介により申請のサポートをした結果、心サルコイドーシスで障害厚生年金3級認定になったケース
相談に来られた時の状況
私の知り合いの方から、最近心臓にペースメーカーを入れた方がいるが障害年金の申請が可能ではないかとのお問い合わせをいただきました。
ご本人もペースメーカーで障害年金がもらえる可能性があることをご存知でなく、お目にかかってご説明し、申請をお勧めしました。
杉山社労士の見解
お話を詳細にわたって伺ったところ、ペースメーカーでも重度のCRT-Dを装着したことが判明しました。CRT-Dは等級をあげる材料にはなりやすいので、申請は可能と判断しました。
受任してから申請までにやったこと
ヒアリング
当初、息切れが酷くなり始めた頃のことから、詳細にわたって聞き取りを行いました。
心臓の場合、術後の経過が順調だと等級が厳しい判定になりやすいこともありましたので、仕事の復帰の状況、現在の業務の内容、勤務時間、術前の業務内容との比較等について、慎重にヒアリングしました。
診断書の作成
心臓の障害の場合には、心電図の添付等も必要になりますので、病院にあらかじめ依頼していただくこともお願いしました。併せて、CRT-D装着の場合、装着していることの手帳をお持ちですので、コピーをもらっておくこともお願いしました。
申立書の作成
現在の状況は比較的順調でしたので、等級の判定は厳しいかもしれないことはあらかじめお伝えしました。
結果
障害厚生年金3級が認定され、約130万円の受給が決定しました。