統合失調症により障害基礎年金2級、5年さかのぼりが認定され約430万受給できた事例
相談に来られた状況
ご本人の内縁のご主人から、ホームページをご覧いただいたということでご相談をいただきました。
杉山社労士の見解
当初からの経緯をお伺いしましたが、現在の症状はとても不安定で日常生活に大きな支障があるのは確認できましたが、以前はもっと症状が強く出ており、過去には自傷行為も多かったことをお伺いしました。
遡りの申請は可能と判断し、通院している病院の主治医に相談していただくようにお願いしました。幸い病院も転院歴がなく、当初からずっと同じ病院にかかっていたため、症状の経過が追いやすく安心しました。
受任してから申請までにやったこと
ヒアリング
奥様と2度にわたりヒアリングをさせていただき、詳細を聞き取らせていただきました。
診断書の作成
認定日の診断書の作成にも主治医が了解してくださったため、認定日と現在の2枚の診断書の作成をお願いしました。少し時間はかかりましたが、主治医が丁寧な診断書を作成してくださり、安心しました。
申立書の作成
申立書の作成については、詳細にヒアリングで伺った内容に沿って作成しました。
結果
請求書を提出して2か月半くらいで障害基礎年金2級が認定になりました。10年近くさかのぼりで認定が認められましたが、年金の支給は最高5年しか遡れないことになっています。それでも1回目には約430万円が振り込まれます。
留意点
初診から1年6か月経過した時点で、障害年金の制度について知っていれば、スムーズに申請が出来ていた可能性があるのに、制度を知らないで今に至ってしまうということが、往々にしてあります。
我々も障害年金の制度を知ってもらうべく、ホームページ等を使い周知の努力をしていますが、未だにこのような方がいらっしゃるのはとても残念でなりません。
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